リバースモーゲージ型住宅ローンは、満60歳以上の高齢者向けの住宅ローンです。
元金は、借主が亡くなった時に、住宅及び土地の売却等により一括で返済します。
住宅金融支援機構は、住宅融資保険を引き受けることにより、金融機関がリバースモーゲージ型住宅ローンを提供しやすくしています。
住宅金融支援機構の住宅融資保険を引き受ける条件(リバースモーゲージの条件)があります。
金融機関はそれをベースにリバースモーゲージローンを商品化しています。
リバースモーゲージ型住宅ローンの利用条件は
利用者要件 | 寰リ入申込時の年齢が満60歳以上 ・借入にあたり金融機関からカウンセリングを受けること 尠月利払方式の場合は、総返済負担率が次のとおりであること。 年収400万円未満の場合30%以下 年収400万円以上の場合35%以下 ・借換えの場合は、以下要件を全て満たすこと 借入申込日において、既存の住宅ローンの直近12回分について返済が遅延なく行われている 既存の住宅ローン利用者と借換え後の住宅ローン利用者が同一であること |
資金使途 | ・本人又は子世帯等が居住する住宅の建設資金又は購入資金 ・住宅のリフォーム資金 ・住宅ローンの借換資金 ・サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金 |
返済方法 | 元金は住宅ローン利用者全員が亡くなった時に、担保物件の売却又は相続人からの返済により一括返済 |
利息支払い? | ・毎月払い(毎月利払方式) ・住宅ローン利用者全員が亡くなった時に元金と併せて一括返済(元利金一括返済方式) |
担保 | 融資対象住宅に対して金融機関を抵当権者とする第一順位の抵当権を設定 |
保証? | 保証人不要 |
「リコース型」と「ノンリコース型」 | リコース型・・・相続人に担保物件の売却、自己資金等により一括して返済。 ノンリコース型・・・担保物件の売却により一括して返済し、相続人に対して、担保物件売却等による回収資金の範囲以上の返済請求はありません。 ※利払いの遅延による期限の利益喪失等、一定の要件に該当する場合は、ノンリコースの適用はありません。 |
保険料率 | 「リコース型」・・・担保評価額に対する掛け目50%(0.39%)60%(0.88%) 「ノンリコース型」・・・担保評価額に対する掛け目50%(0.49%)60%(1.01%) (住宅金融支援機構と金融機関との間で契約するものであり、ローンを利用する方が直接契約する保険ではありません。住宅融資保険の保険料は銀行負担です。 |
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