住宅融資保険「特定個人ローン保険」一括返済融資型を活用したリバースモーゲージ型住宅ローンとは、金融機関が融資する高齢者（満60歳以上の方）が自ら居住する住宅の建設・購入、リフォーム、サービス付き高齢者向け賃貸住宅の入居一時金、既存の住宅ローンの借換え又は子世帯等が居住する住宅の建設・購入資金のローンで、かつ融資先の死亡時に元金等を一括で返済するローンについて、引受する住宅融資保険「特定個人ローン保険」を利用しています。
住宅融資保険は住宅金融支援機構と金融機関との間で契約する保険で、機構と住宅ローンを利用される方が直接契約する保険ではありません。住宅融資保険の保険料は銀行負担です。
高齢者向けに融資するのが難しい金融機関に、公的機関である住宅金融支援機構が、住宅融資保険を提供することで、実現することができたリバースモーゲージローンです。
銀行や信用金庫が自ら商品開発したローン商品というわけではありません。
リバースモーゲージは融資先の死亡時に元金等を一括で返済するローンですが、そんなこと言われてもどうしたいいかわからない、どうやって回収したらいいかわからない、貸し倒れが発生したらどうしようと考える金融機関に対して、保険料を銀行に払ってもらうことで、保険の形態を使うことで実現したローンです。
つまり銀行や信用金庫が、貸し倒れリスクを保険というかたちで保証してくれる住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン制度は、金融機関が住宅金融支援機構に保険料を支払うかたちでこの保証を手に入れています。
そのため住宅金融支援機構の住宅融資保険の対象になるリバースモーゲージ型住宅ローンなので、融資条件や融資対象者、資金使途、返済方法、担保の設定など決められた条件の中で、金融機関ごとの個性や特徴などは出にくい商品性になってます。
⇒住宅金融支援機構の住宅融資保険のリバースモーゲージローン一覧はこちら
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