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リバースモーゲージの特徴は?安心・便利な銀行・信用金庫のリバースモーゲージ選びをお手伝いい

2024年 銀行・信金・信組のリバースモーゲージローン

リバースモーゲージのデメリット・リスク・注意事項

リバースモーゲージのデメリット・リスク・注意事項 担保売却後の残債務や担保売却時の税金・相続税・不動産譲渡税

契約者が亡くなり、担保物件売却によってリバースモーゲージローンを全額返済できればいいのですが、売却価格が残債務より低かった場合はどうなるのか。

<担保売却後の残債務の扱い>

担保売却後の残債務の扱いについては金銭消費貸借契約書にはっきり書かれています。

担保物件の売却代金が残債務に満たない場合の相続人の方への請求については、「リコース型」と「ノンリコース型」があります。
・リコース型:残債務を請求。
・ノンリコース型:残債務を請求しない。

リコース型で借入残高残った場合は、法定相続人に債務が承継されてしまいます。
親が老後を自宅を担保にしたリバースモーゲージローンで楽しむだけ楽しんで、死んだら負債が子供に残っていたら・・・。

ノンリコース型のリバースモーゲージローンにすれば、残債務の相続の問題は発生しませんが、金融機関によっては、ノンリコース型を扱っていない場合がありますのでよく確認してください。
また、ノンリコース型の場合、担保物件売却時の貸倒リスクが金融機関に直接来ますので、融資の際の担保掛目や融資限度額が、リコース型よりも厳しく設定されています。
つまりたくさん借りにくくなっています。
またノンリコース型の方がリコース型よりも金利が高く設定されている場合もあります。

担保物件の売却代金で余剰金がある場合は、権利者(法定相続人等)へ支払われます。

リバースモーゲージローンで豊かな老後を過ごすわけですから、ご家族・親族・相続人の方々と十分相談をしてください。

<担保不動産を売却した時の税金・相続税や不動産譲渡税>

リバースモーゲージは、高齢者にとっては生涯住み慣れた家に住み続けながら、豊かな、安定した老後を過ごすことができるわけですが、契約者が亡くなって、いざ担保物件の自宅を売却した時、不動産が値上がりしていれば、相続人に不動産の譲渡税がかかってくる場合や、売却益が相続税の対象になる場合も考えられます。

銀行や信用金庫のリバースモーゲージローンは、一都三県や首都圏の不動産が中心です。
10年、20年、30年で大きく値上がりする場合も考えられます。
もともと安かった時の不動産の場合も多いでしょう。

売らずに現物のまま相続した方が税負担は少なく済んだなんてことも考えられます。
安く売れるより高く売れた方がいいわけですがこのようなことも想定してあらかじめ税理士等に相談するようにしてください。

また、逆に安く売れた場合で、残債務が残ってしまった場合、ノンリコース型のリバースモーゲージでは、残債務を相続することはありませんが、債務免除益となることも考えられます。
どちらにしても、金融機関や税理士に相談するといいでしょう。


⇒リバースモーゲージローンの基礎知識メニュー(目次)へ


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