金融機関のリバースモーゲージローンは長期のローンになるので金利は変動金利が採用されています。
<金利の上昇>
金利の上昇がおこると月々利息を支払うタイプの場合は、利息の支払額が増え生活に影響が出るかもしれません。
利息を借入元本に充当するタイプは、借入元本が増えるペースが早くなり、借入限度額に早く到達してしまうかもしれません。
金利の上昇と土地の価格の上昇がうまい具合に起こればいいのですが、借入限度額に到達してしまうと、それ以上借り入れができなくなるだけでなく、元本の返済を要求される場合もあります。
今は低金利が長く続いていますが、いったん金利が上昇傾向になると利息の支払いが倍になってしまうケースもあるでしょう。
リバースモーゲージローンは長期のローンなので、固定金利の商品はほとんどありません。
金融機関もこのようなことを想定してリバースモーゲージローンは担保評価、担保掛け目を厳しく査定します。
それでも借り過ぎには注意が必要です。
<諸費用がかかる>
リバースモーゲージは不動産担保ローンと同じなので、不動産調査料や事務手数料がかかる場合があります。
根抵当権設定の登記費用もかかります。
また、信託契約が条件の場合は信託設定時の手数料や毎年の管理手数料、終了時の手数料などがかかる場合があります。
民間金融機関(銀行や信用金庫)の商品内容によってかなり違いがありますので、詳細は銀行・信用金庫にお問いあわせください。
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