八十二銀行は高齢者向けに JTI提携住宅ローン(移住者向け住宅ローン)を商品化しています。
銀行のリバースモーゲージローンですから貸金業法の総量規制の対象外です。
八十二銀行の JTI提携住宅ローン(移住者向け住宅ローン)は、一般社団法人移住・住みかえ支援機構が実施するマイホーム借上げ制度及び家賃定額保証制度を活用したリバースモーゲージローンです。
住まなくなった家を活用し、長野県内に移住する方が常時居住する住まいの購入、または増改築にかかる費用のためのローンです。
八十二銀行は借入がしにくい高齢者向け住宅ローン・不動産担保ローン・リバースモーゲージローンを一般社団法人移住・住みかえ支援機構が実施するマイホーム借上げ制度及び家賃定額保証制度を活用することで商品化し、シニア世代の住まいと暮らしを応援しています。
JTI提携住宅ローン(移住者向け住宅ローン)はインターネットから申込はできませんので店舗にお問い合わせください。
契約(金銭消費貸借契約)は八十二銀行との契約になります。
移住・住みかえ支援機構の借上げ対象となる物件の賃料債権を譲渡担保として差し入れします。
また、融資金額や融資期間によっては、借上げ対象となる物件に銀行が抵当権を設定する場合があります。
八十二銀行は、長野県長野市に本店を置く地方銀行です。長野県の他に群馬県、埼玉県、岐阜県、大阪府、愛知県、新潟県、東京都に店舗を構えます。
担保調査、審査に数週間から1ヵ月程度かかりますので、急な資金需要の場合は注意が必要です。
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金融機関名 | 八十二銀行 |
ローン名 | JTI提携住宅ローン(移住者向け住宅ローン) |
対象 | ・申込み時の年齢が20 歳以上の方 ・一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度(定額保証型)」を利用 |
資金使途 | 長野県内に移住する方が常時居住する住まいの購入、または増改築にかかる費用 |
借入金額 | 1億円以内 |
借入期間 | 35年以内(JTI が決定する家賃定額保証期間の範囲内) |
金利(年率) | 変動金利、固定金利選択型 |
利息 | 毎月払い |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・対象地域 | JTI の借上げ対象となる物件の賃料債権を譲渡担保として差入れ JTI の借上げ対象となる物件、およびご融資対象の物件に抵当権を設定。 銀行の営業エリア内 |
保証人 | 法定相続人1名以上の方 |
手数料 | 50000円(税別) |
移住・住みかえ支援機構(JTI) の「マイホーム借上げ制度」は、高齢者の所有する住宅を定期借家契約により借り上げて子育て世帯等へ転貸し、安定した賃料収入を保証するものであり、自宅を売却することなく住み替えや老後の資金として活用することができます。
更に、最低家賃保証型は、契約時に最低保証賃料を定額で設定します。
空室時も、賃貸市場が変動しても、この金額を下回ることはありません(定額最低保証期間中)。
定額最低保証期間は最長35年です。
移住・住みかえ支援機構(JTI) の「マイホーム借上げ制度」は国の「高齢者の住み替え支援制度」に基づくもので、「マイホーム借上げ制度 最低家賃保証型」」と銀行や信用金庫、ローン会社の金融商品・ローン商品と組み合わせることで様々な商品が開発されてきています。
収入のあるなし、年齢を問わず、最低家賃保証の定額保証の残り期間と保証額に応じて、まとまった額の借り入れが可能になるのです。
住みかえローンやリフォームローン、さらに老後の生活費用、お孫さんの学費など、資金使途自由のフリーローンもあり、リバースモーゲージタイプも開発されてきています。
当面使い道のない家を、売却することなく有効活用でき、月々の返済も、賃料収入を充てるので負担の少ないのです。
個人向け、高齢者向けのローン商品ですが満50歳以上から利用可。
移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」の利用
銀行融資なのでノンバンクの総量規制関係ない。
住まなくなった家を担保。
移住・住みかえ支援機構の借上げ対象となる物件の賃料債権を譲渡担保。
融資金額や融資期間によっては、借上げ対象となる物件に銀行が抵当権を設定。
最高1億円まで。
長野県内に移住する方が常時居住する住まいの購入や増改築。
取扱は営業エリア(主に長野県)。
毎月の支払いは元利均等返済。
融資期間は最長35年。
金利は基準金利連動の低金利(変動金利・固定金利選択型)。
融資金額によっては抵当権を銀行が設定します。
金利は変動金利です。ローン基準金利が上昇する場合があります。
毎月の元金・利息の支払いがあります。
ネットからの申込みができません。店舗で確認してください。
リバースモーゲージローンは審査、物件評価に時間がかかる場合があります。
資金を事業資金や投機性資金では利用できません。
移住・住みかえ支援機構(JTI)の定期借家、家賃保証があり安心ですが、賃料は一般の賃貸よりも低くなります。
賃料と毎月の返済とのバランスが大切です。
貸家の修繕やリフォームなどの費用が追加でかかる場合があります。
賃料が期待するほど高くなく希望する融資金額が出ない場合もあります。
(根)抵当権を設定する場合は登記費用もかかります。
利息の支払い滞れば当然ですが担保不動産を売却せざるを得ない場合があります。
借入人が亡くなった時は、マイホーム借上げ制度及び家賃定額保証制度の継続が可能なのか相続人方の十分な理解が必要です。
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